[第2話]2021年、田中貴金属の門を叩いた日

金銀

1.金、そして「銀」の積立開始

金は「信頼」、銀は「冒険」だった。

古代から価値が認められている「金」については、迷うことなく積立をスタートさせました。しかし、迷ったのが「銀(シルバー)」です。

金に比べて価格変動が激しく、工業用需要にも左右される。 「本当に銀なんて持ってて意味があるのか?」 そんな実験的な、あるいは少しギャンブルに近い気持ちを抱えながら、私は最初の注文を出しました。

2. 2021年12月:10万円で「1キロ」が買えた時代

当時の購入履歴です。10万出せば、約1kg買えました。

3.疑心暗鬼と積み立ての中断

翌2022年からは、月々5,000円〜10,000円の積立も並行して開始しました。

しかし、ここからが「人間らしい」ところです。 積立を続けても、金のようにスルスルとは上がらない銀の価格。

「金の方が安心感があるな……」 そんな疑念に勝てず、2023年から2024年にかけて、私は銀の積立を一時中断してしまいます。

4.数字よりも「手触り」と「価値の姿」を求めて

積立という「画面上の数字」に疑心暗鬼になった私が次に目を向けたのは、イーグル銀貨やメープル銀貨、そして日本の造幣局が発行する記念銀貨でした。

2023/11/7(1枚あたり)
ブリタニア銀貨4,647円
メイプルリーフ銀貨4,633円
2024/11/11
ブリタニア銀貨6,404円
メイプルリーフ銀貨6,353円
イーグル銀貨6,806円

ただ、造幣局の「国立公園シリーズ」などは種類が膨大で、すべてを追いかけるのは資金的にも現実的ではありません。そこで私は、**「本当に価値があると思うもの」**に狙いを定める戦略に切り替えました。

現代は、単なる材料としての価値以上に、ロレックスの時計のように「意匠・希少性・ブランド」に莫大なプレミアムがつく時代です。私はその可能性を、日本の記念銀貨にも感じたのです。

しかし、現実は甘くありません。 話題の「大阪万博記念銀貨」などの抽選には果敢に応募したものの、見事に落選。 欲しいと思っても手に入らない、実物資産の厳しい洗礼を受けました。

そんな中で唯一、私の手元に届いてくれたのが**「郵便制度150周年記念銀貨」**でした。

[第3話]20万が97万へ。銀高騰と、資産状況

コメント